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先輩社員の転職体験談

 
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使命感と安全意識が私の誇りです


運転士(路線・高速バス)
石川さん
1998年入社

車好きからバス運転士になった石川運転士の場合

私をヒーローにしたのは、当社に根づいた高い安全意識です。


団体のお客様をお迎えに、貸切観光バスを志賀高原のスキー場まで走らせたときのことです。大雪に見舞われたその日、難所とされる急な山道に差しかかりました。途中のカーブで立ち往生する何台もの他社のバスを尻目に、無事に登り切ったのは私のバス1台きりでした。プロドライバーの端くれとして誇らしく、みずからの運転技術に自信を深めることもできましたが、それ以上に称賛されるべきなのは、当社の高い安全意識にほかなりません。ふだん雪に慣れていない私たち静岡県内のバス運転士。それを見越し、「だからこそ巻きなさい」と会社で督励しているダブルチェーンのおかげでした。
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感謝の言葉は、私から。


小さい頃から車が好きだった私は、自動車関係の学校へ進み、カーディーラーに就職しました。当時は、入社後に大型2種免許を取らせてくれる「大型2種免許取得支援制度」はまだありませんでした。もしあったら、最初から「バス運転士」になっていたかもしれません。

もう20年以上、バスを運転してきました。現在は路線バス、高速バス、貸切観光バス、運行助役の4役をこなしています。そんな私が大切にしているのは、お客さまへの感謝です。私たちの収入は運賃から得られます。お客さまに感謝するのは当然のことであり、どんなときも忘れてはならないと思います。この気持ちを忘れないよう、お客さまが降車されるたび、声が枯れそうな日も、私から「ありがとうございます」の言葉をおかけしています。中には返してくださる方もいて、こちらの勝手な思い込みかもしれませんが、ほんの少し心が通い合うような気がしています。

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公道では不可能な実体験から学ぶ、社外研修。


ありがたいと言えば、当社の「行き届いた教育」にも感謝しなくてはなりません。そのひとつに、滋賀県や茨城県まで出向いての1泊2日の社外研修が挙げられます。たとえば、時速80kmで急ブレーキをかけることを、乾いた路面と濡れた路面で行い、両者の制動距離の違いをリアルに実感します。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が導入されているとはいえ、お客様をお乗せして高速道路を走っていると、どうしてもブレーキを強く踏み込めないのがバス運転士なのですから、テストコースでの実体験は大変意義あることなのです。

人が消える蒸発現象(グレア現象)も体験しました。夜間、対向車とすれ違う際、互いの前照灯の光が交錯すると、歩行者などが蒸発したかのように突然見えなくなる現象ですね。こうした体験型の研修を、当社の所属運転士の約半数は受講済みだと思います。もちろん費用は全額会社負担ですよ。

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高齢化社会におけるバスの役割はますます大きくなっています。その使命感を胸に、無事故を続けられていることに感謝して、これまで学ばせてもらったことを、後輩たちに伝えていきたい。  そして、いつまでも元気にバスを運転し続け、定年後も長く活躍したいです。


男性運転士
女性運転士
静岡県外出身者
監督職・管理職


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