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先輩社員の転職体験談

 
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日常の当たり前に寄り添う仕事


運転士(路線・高速バス)
大塩さん
2014年入社

毎日、静鉄バスで通学していた大塩運転士の場合

ある先輩のアドバイスが、私の運転視界をクリアにしました。


「細かいことは気にしなくていいんだよ」。そのひと言を先輩からいただいたのは、高速線に乗務する直前のことでした。私は運転が大好きです。すでに持っていた400cc以下の自動二輪免許、大型免許に加え、大型2種免許も入社後、当社系列の静鉄自動車学校で取得しました。運転好きですから、自分の運転にはプライドがあります。そのプライドが邪魔をして、完璧な運転をしようとし過ぎていたようです。

運行時間にこだわり過ぎるのも、そのひとつかもしれません。遅延が気になり、お客さまの苦情も気になります。さらに、遅延のイライラがお客さまに伝わらないかと気になります。最優先すべきなのは安全運転。それ以外を気にし過ぎると、思わぬ事故につながりかねません。あのアドバイスのおかげで、ムダな力が抜け、疲れがなくなり、運転がずいぶん楽になりました。
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高校生活を支えてくれたのも、「静鉄バスの運転士」さんでした。


専門学校を卒業し、しばらくアルバイトをしていたのですが、学生時代からつきあっていた彼女との結婚が決まり、もうバイト暮らしはしていられない。そんな折り、小学生のときの作文に「大きな車の運転士はカッコイイ」と書いたことを思い出しました。
そして、バスの運転席に座る自分の姿をイメージしたのです。しかし、実際にお客様をお乗せすると、緊張で顔がこわばっているのが分かるほどでした。安全確認や運転操作を丁寧にやり続ける大変さも知りました。静岡市の山あいの実家から、曲がりくねった道を毎日バス通学していた高校時代、あのときの運転士さんもこんな思いで走っていたのかと、いまさらながら感謝したのが、昨日のことのようです。

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4年ほど前から、高速線にも乗務し始めました。当社の高速バスは「Shizutetsu Express」と車体に大書されています。会社の代表として看板を背負って走るのは気が引き締まり、と同時に誇らしい気持ちになります。いっそう安全を心がけるようになったのは言うまでもありません。


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一番の成長は、ただの「運転が好き」から「安全運転が好き」になったこと。


2020年の秋。私も入社7年目を迎え、社内の運転技術を競い合うイベント「静鉄バスドライバーズコンテスト」に出場することになりました。自動車学校の教習コースを舞台に、営業所の代表等、計10名が出場し、縦列駐車、方向転換、S字走行、クランク走行などを競い合います。みずから志願しての出場だっただけに、運よく優勝できたのはまるで夢のようでした。このコンテストは運転技術のみならず、安全運転の意識を高めることが目的です。その趣旨を理屈ではなく身に染みて理解できていることが、私の一番大きな成長なのだと思います。この栄冠に恥じないよう、さらに安全運転に努めていきます。

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次の目標は、資格を取得して運行管理者になることです。今後もさらに運転技術を磨き、安全運転を継続する努力をしていきます。そして、身につけた知識と技術を他の運転士へも伝えられるように運行管理者になりたいと考えています。「運転が好き」なだけでは不十分です。「安全運転が好き」になってこそ、プロのバス運転士だと言えるのではないでしょうか。


男性運転士
女性運転士
静岡県外出身者
監督職・管理職


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