| 子どもたちが笑顔で手を振ってくれます。
運転士（路線バス）
渡辺さん2017年入社 |
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シャイな私もすぐに職場に溶け込みました。
こう見えて、意外とシャイなんですよ。入社した当初、先輩運転士の皆さんが全員怖い人に見えて誰とも会話ができませんでした。そんな様子を見かねて同じ班のある先輩がスーパー銭湯に誘ってくださいました。湯気がもうもうとする中で、仕事のこと、会社のこと、プライベートのことを語り合い、スーッと気持ちが楽になりました。気の置けない先輩が一人できると、他の方とも気軽に声を掛け合えるようになり、いつの間にか職場にすっかり馴染んでいました。妻も「お仕事、楽しそうでよかったね」と私の職場での出来事をうれしそうな顔で聴いてくれます。
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大学を卒業後、アミューズメント系サービス業で10年ほど働きました。当社に入社したのは、そのあとです。職探しをする中で、自分の好きなことは何かを考えてみたところ、野球、ゴルフ、ドライブ、前職で体験した接客業も決して嫌いではありません。「そうだ！ドライブ×接客＝バス運転士はどうだろう?」。そして調べてみると静鉄バスでは「大型2種免許は入社後に取得できる」とのこと。我ながら安直な決断かなとは思いますが、前向きな気持ちになれたことは事実です。
自分なりの”こだわり”を持って仕事に臨んでいます。
どんな仕事も簡単ではありませんが、安全を最優先するバスの運転は、つねに気を張っていなくてはなりません。それだけに、無事故を積み重ねた1年の大みそかは安堵とともに最高のやりがいを感じます。
バス運転士として大切な接客では、声のトーンにこだわっています。男性の低い声は怒っていると感じる方もいらっしゃるので、 意識して1トーン上げるようにしています。さらに表情にもこだわり、前職で培ったスマイルを、お客さまへの「ありがとうございます」に必ず添えることを実践しています。
バスの運転士は子どもたちのHERO
バス運転士は、街の子どもたちのHEROになれますよ。人気アニメのキャラクターが描かれたラッピングバスに乗務すれば、園児たちが駆け寄ってきて手を振ります。子どもたちが見ているのだから、しっかり運転しなくてはと身も引き締まる思いです。
まずご乗車くださるお客さまに、営業所の仲間や家族に、そして毎日元気に仕事ができていることに感謝しています。感謝の気持ちさえ忘れなければ、どんな逆境でもがんばることが出来ます。
次の目標は、高速線の運転士になることです。
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