安全運転訓練車

最新の計測・分析装置を搭載。運転技術を見える化し、安全運転の向上に。

 

安全運転訓練車は、安全確認行動の向上、運転技術の向上を目指し導入しました。 「安全確認行動」・「運転技能」における癖(問題点)を表示・数値化する事により、乗務員自らが自分自身の癖(問題点)を把握出来ることで理解度が高まります。また、指導においても説得力の高い指導が可能となります。
車

目的 搭載装置 指導内容・機能
安全確認行動の向上 視点計測 歩行者・各ミラー等に注意を払っているかを確認
アイマークレコーダー
安全確認装置 車内の乗客、車外の障害物に見立てた機器での確認
前方バンパー・左右側面LED
車内障害物(3ヶ所)
映像収録
  • カメラ:ドライブレコーダー
  • カメラ数:6カメラ(ドラレコ)+1カメラ(アイマーク)
    常時記録は5カメラ
  • カメラ取付場所:前方、運転席、左右、足元、左後方
運転技能
の向上
動揺計測 発進・停止・右左折時の揺れを加速度センサーで計測
走行データ計測 エンジン回転数・走行速度の計測・ブレーキ・ウィンカー
燃費の向上 燃料消費体感装置 燃料消費量・燃費を計測
その他 音量測定 車内マイク(呼称・アナウンス)の適切な音量確認
音量測定器(デジタル騒音計)

 

視点計測(アイマークレコーダー)

アイマークレコーダー

アイマークレコーダー
  • アイマークレコーダー装着時
  • アイマークレコーダー画面

    乗務員の視点を計測・記録します。発進時・右左折時の安全確認や状況に応じた乗務員の癖や運転傾向を客観的に知ることができます。

安全確認装置

車外のLEDランプを4カ所、車内障害物を3カ所設置しています。乗務員が右左折時に安全確認ができているか、運転中車内の安全確認が行われているかを確認できます。

映像収録・動揺計測・走行データ計測(運転データリアルタイム表示)

映像収録・動揺計測・走行データ計測(運転データリアルタイム表示)

前後左右および上下方向の加速度(G)、速度(km/h)、ブレーキ・左右のウインカー・前後ドアの状況等、運転に関するデータをリアルタイムで表示・視聴できます。

燃費向上・その他

 

災害時にもバスの運行を継続する為の運行管理機能を装備。

 

バスの車内図
目的 指導内容・機能
情報発信
情報収集
無線機(業務・バスロケ・貸切・MCA)
広域用無線アンテナ
情報収集用のTV
防災ラジオ
パソコン(情報収集用)
モバイルデータ通信装置(無線WiFi)
運行管理 アルコール検知器
デジタルタコグラフ解析器
簡易金庫解除器
電源の確保 発電機

大規模な災害が起こったとき、本社や営業所から運行中のバスと連絡が取れなくなることを想定。この訓練車が運行管理の役割を担い、災害地域の運行状況を把握、早期に運行再開を目指します。

発電機
広域用無線アンテナ
広域用無線アンテナ